公立小松大学 KOMATSU UNIVERSITY
公立小松大学

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生産システム科学部
持続可能なものづくりを支えるための高度な専門知識と課題解決力を身につける

ものづくり産業技術の基盤となる機械工学とそれを制御する電子工学、電気工学、IoTとして幅広く展開するための情報工学を体系的に教育・研究します。農林業を含む地域産業の現状と世界の潮流を見越し、ものづくりと情報技術の活用により地域産業界の活性化に貢献することを目指します。

生産システム科学科とは

一般大学の工学部にある機械工学科を発展させ、電気・電子工学や情報工学の一部を加えて、これからのものづくり技術者に要求される多様な知識・技術の修得を目指した、これまでにない新しい学科です。生産機械コースと知能機械コースの2コースで構成されています。

学部長・学科長予定者メッセージ

生産システム科学部 学部長予定者 木村繁男  小松市が位置する石川県南加賀地域は世界的建機メーカーと関連する協力企業だけで100社以上あり、他にも国内外で高いシェアを誇る機械や電子機器製造企業が多く集まる北陸地方の「ものづくり」集積地です。また、農林業が盛んな土地柄でもあり、江戸時代には北前船が寄港した海運の地でもありました。歴史的にみても、伝統工芸から鉱山や自動織機の開発まで「ものづくり」の思想と技術がこの地に生きており、産業基盤の形成に大きな影響を与えてきたことがわかります。
 このような南加賀の歴史と産業構造を踏まえて、本学部は「ものづくり」の世界的潮流である、環境にやさしい循環型社会実現のための生産システム開発と人材育成を目指します。そのためには、最先端の情報工学を活用したIoT(Internet of Things)「あらゆるものがインターネットを通じてつながることによって実現する新たなサービス」の知識が不可欠となります。本学部では「ものづくり」の基盤である機械工学を柱にして、情報工学や電気・電子工学の基礎もしっかりと学ぶことができる、他に類を見ない特色あるカリキュラムを用意しております。
 卒業後は、機械の設計、開発、生産からIT企業まで、幅広い業種への就職が可能です。また、国内外の大学院へ進学し、関連分野の研究者や教育者になる道もあります。教員一同、「ものづくり」に興味ある学生をお待ちしております。公立小松大学生産システム科学部から、「ものづくり」の先端技術を世界に発信していこうではありませんか。

養成する人材像

養成する人材像地域に確固たる軸足を置きながら現代社会全体が直面している地球環境と高度情報化社会などの世界的課題の解決に向け、ものづくりの基礎となる機械工学、電気工学、電子工学、情報工学分野の専門知識・技能を広く修得し、1つの工学課題に対して多角的にアプローチできる能力を養成します。広い視野と高度な実践的スキルをあわせもち主体的、意欲的に地域社会と世界の持続的発展に貢献できるエンジニアを養成します。また、南加賀地域屈指のものづくり企業の集積地にキャンパスが位置していることから、地域企業と連携し、実際の生産現場で活用される技術に触れる機会を持つことで、学生自身の学習の意義と将来像を実感させます。

コース

生産システム科学科は、「機械工学」を中心に、「電気・電子工学」と「情報工学」の基礎科目を学び、専門教育では、「生産機械コース」と「知能機械コース」に分かれてそれぞれ専門的に学びます。

生産機械コース 地球温暖化に代表される地球規模の環境問題は人類が直面している喫緊の課題であります。人間の産業活動は、多かれ少なかれ何らかの環境負荷を生むことは避けられません。そのなかで、「ものづくり」に伴う種々の環境負荷低減システムの構築は現代社会にとって必須の課題であります。「生産機械コース」では、3R(Reduce、Reuse、Recycle)などの環境負荷低減のための直接的技術や、生産活動に伴う環境変化を定量的に予測・評価する手法についてより深く学びます。 代表的な科目:機械加工学、電気制御学、資源有効利用学、地球環境と環境流体
知能機械コース 現代の機械システムは、車の自動運転技術に代表されるように自立的機能を高めており、この流れは今後も続くものと考えられます。このようなシステムを実現するためには、外界をセンシングする技術(電気・電子工学)、センシングで得られた電気信号を処理し、外界を認識して高度な判断を行うコンピュータソフトウエア技術(AIなどの情報工学)が不可欠になります。「知能機械コース」では、自立的機械システムの構築に必要なこれらの基礎知識についてより深く学びます。 代表的な科目:アルゴリズム論、制御工学、人工知能、センサと通信
<機械系技術者が身に着けなければならない共通科目>
材料力学、振動工学、工業熱力学、流れ学、電気回路、電子回路、応用電磁気学、ロボット機構学、プログラミング、数値解析、生産工学、機械材料学、機械要素設計、機械設計製図、機械工作実習、学外技術体験実習、機械電気工学実験、技術英語など
専門領域

機械設計学、機械加工学、電気・電子工学、情報工学、エネルギー工学、制御工学、ロボット工学

Q&A

Q小松短期大学にも生産システムステージがありますが、どういう関係がありますか?

A生産システム科学科は、これまでの短期大学では難しかった、さらに高度な知識・技術を修得するために、カリキュラムや教育システムを一から全て構築し、教員を新たに選抜した組織です。生産機械コースと知能機械コースの2コースで構成され、機械工学をベースに多様な知識・技術を修得できます。研究機器も充実し、研究体制が強化されます。


Q他の国公立大学と併願できますか?

A国公立大学の前期日程試験および後期日程試験とは異なる日程で、A日程試験およびB日程試験を行うため併願可能です。また、他の公立大学には中期日程試験もあるため、公立小松大学を志願すれば、国公立大学を最大で5回受験するチャンスがあります。また、入学手続きは、国立大学の合否結果が発表されてから判断することができるような日程になっており、私立大学と同じ感覚で受験できます。これらとは別に推薦入試も実施します。


Qどんなところに就職できますか?

Aまだ卒業生がいませんので想定になりますが、本学科のカリキュラムを学修すれば、自動車や建設機械、工作機械関連などの機械メーカー、家電関連などの電機メーカー、情報通信関連企業など、多くの企業が待ち受けていることになります。


Q海外留学を目指し、語学の勉強はできますか?

A入学から卒業まで英語科目を続けて学ぶようなカリキュラム構成になっています。高校時代に英語が苦手でもヤル気があれば卒業する頃には、使える技術英語の能力が身につくはずです。また、海外留学などのチャンスもあります。


Q実践的学習の機会はありますか?

A問題解決型学習(PBL)を行うために「課題探求プロジェクト」や、社会の現場を知るために「学外技術体験実習」などの科目が用意されており、就職先ですぐに役立つ実践的な能力を身につけることができます。

卒業後の主な進路

自動車関連企業、各種機械機器製造業、環境関連企業、電子・電気機器製造業、IT企業、情報サービス業、および大学院進学など

キャンパス予定地
粟津キャンパス(石川県小松市四丁町ヌ1番地3)
※現小松短期大学を改修、整備

  • 粟津キャンパス
  • <アクセス>
    jr粟津駅より徒歩で約11分
    car小松ICより車で約15分